まとめ買いした野菜を冷凍保存:ひとり暮らしでも困らない[にんじん編]

この記事は約3分で読めます。

まとめ買いすると安くお得に食材が手に入りますね。

でも、ひとり分の料理では、鮮度がすぐに落ちちゃう野菜は使いきるのが大変。

せっかく節約しようと思ったのに腐らせて捨てるなんてもったいないです。

にんじんは葉モノ野菜に比べれば、長持ちするイメージだけど、冷蔵庫の中でいつの間にかしわしわのおじいちゃんになってる。

ああー早く使っときゃよかったーっと後悔する前に、買ってきた新鮮な状態で冷凍保存しましょ。

ところが、にんじんって「冷凍保存するとまずい野菜ワースト5」くらいには食い込んでくるやつなんですよ。

「にんじん 冷凍」とかでググれば、「まずい」って関連ワードに出てくるやつ。

なーんでおいしくなくなるんだろう?

冷凍して解凍すると、にんじんの水分を閉じ込めている細胞の壁が壊れちゃって、ダムが決壊するみたいに水がどやーって外に流れでてしまう。

それで、にんじんはべしょべしょだし、食感はグニョグニョだしで、うわーまずいって感じるんです。

プロとか業務用の瞬間冷凍とかができれば、ダム決壊をとっても最小限にしてくれるみたいでおいしさを保てますが、家庭用冷蔵庫だとちょっとムリ。

でも、にんじんの切り方と解凍方法に気をつければおいしく保存できます。

前回の「ピーマン編」と同じで、小さく切って凍ったまま料理に使えば、めちゃめちゃ便利です。

私は「千切り」と「サイの目」にして、凍らせています。

特に、千切りはおすすめ。

自然解凍すると、漬けものみたいなパリパリ感があります。

キッチンペーパーで表面の霜や水分を拭き取って、凍ったままサラダとか和えものとかに入れるとおいしい。

炒めもの、煮もの、スープとかに使うなら、使う分量だけを凍ったままサラサラーっと加えて調理しましょう。

事前に電子レンジで解凍しちゃうと、それからさらに調理して2倍のダメージを与えてしまうので、ボロボロのクタクタのにんじんになります。

冷凍する前にペーパーで水分を拭って、保存袋に入れ、凍りやすいように平らに広げましょう。

サイの目で冷凍するなら、1cm角くらいの小さめにすると良いです。

でも、カレーとか煮ものにはゴロゴロの大きいにんじんを入れたいって思いますよね。

大きいサイズだと、凍らすとどうしてもおいしくないので、冷蔵保存するしかないです。

そんなときは、にんじんはカットせずに、ちょっと湿らせたキッチンペーパーでくるんで、上からさらにラップを巻いて乾燥を防ぐと冷蔵庫でも長持ちします。

これやらなかったら、しわしわのおじいちゃんになるんでひと手間やってみてほしいです。

私が冷凍保存の参考にしてる本はこちら☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました