鶏のからあげのことを、北海道では「ザンギ」って呼ぶと思っている人もいるかもですが、北海道で生まれ育った私としては、ザンギとからあげは別ものという感覚です。
トウモロコシのことを「とうきび」って呼んだりしますが、これはまったく同じものを指してるから方言。
でも、からあげとザンギはちょっと違う食べものだよねって感じ。
からあげクンとか「ザンギクン」って言わないし。
冷凍食品のからあげも、ぜったい「ザンギ」って言わない。「あ、今日のお弁当のおかず、からあげだ」って思う。
北海道でザンギは、鶏肉をしょうゆベースのタレに漬けて揚げるのが一般的です。
そんなザンギを今日はひとり分でも作りやすく、ミニサイズにして揚げ焼きしていきたいと思います。
私はひとり分の揚げものは、ぜんぶ揚げ焼きにしてしまってるので、後片付けがラクです。
(かき揚げの揚げ焼きレシピも紹介してます。こちら☆)
ザンギは下味をしっかりつけた濃いめの味なので、何も付けずにそのままでおいしいですが、今回はネギソースをかけてさっぱりと食べます。
ネギが安かったので。
(材料)
鶏もも肉 80g
しょうゆ 大さじ1/2
酒 大さじ1/2
しょうが 2cmくらい(すりおろしチューブ)
にんにく 1cmくらい(すりおろしチューブ)
塩コショウ 少々
小麦粉 小さじ1
片栗粉 小さじ1
まぶす用の片栗粉 大さじ1くらい
鶏肉を大きくカットすると、少ない油で揚げるのはなかなか大変です。
なので2〜3cm角くらいのミニサイズしました。
本当なら調味料に数時間、漬け込んでおくんですが、小さいのでその必要もありません。
パパッと作れます。
- 小さく切った鶏肉にしょうゆ、酒、しょうが、にんにく、塩コショウで下味をつけます
- 肉と調味料がよく混ざったら、小麦粉と片栗粉を入れて混ぜます
- フライパンに、油を深さ5mmくらいでしきます
- 中火にして、片栗粉を一粒ずつまぶしながら、揚げ焼きしていきます
- ジュウジュウ音が静かになってきたら、さらに1分ほど揚げてできあがりです
一粒だいたい8g前後の大きさにしました。
調味料を入れてよく混ぜてから、小麦粉と片栗粉を加えます。
下味の段階から、粉を混ぜておくと、肉に調味料がしっかりからみます。
これで「ザンギ」の特徴的な濃いめの味付けになりますよ。
揚げる直前に片栗粉をまぶして、熱した油に並べていきます。
ミニサイズで量も少ないので、焦げないように中火〜弱火くらいの火加減で揚げるといいです。
揚げ焼きでもバチバチはねるので、やけどに注意!
コロコロ転がしながら揚げていきます。
音が静かになってきたら、さらに1分ほど揚げて取り出します。
漬け込んでないのにしっかり味が付いてます。
このままでも十分おいしいんですが、ネギが安く買えたのでネギソース作ってみました。
作り方は、みじん切りにしたネギを電子レンジで1分くらい加熱して、調味料と合わせるだけです。
(ネギソースの材料)
ネギ 10g
酢 小さじ1/2
ごま油 小さじ1/2
塩 少々
簡単なのでぜひ作ってみてください。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日のひとりごはんでした。
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